日本ゲーム大賞2008

アマチュア部門

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優秀賞

作品概要

タイトル a void
プラットフォーム PC
所属 新潟コンピュータ専門学校
受賞者 Seraphim

 

優秀賞選考理由

ゲームで重要な要素として、何をすればよいかすぐにわかることです。失敗をしたとき、なぜ失敗したか、どうすればもっと良くできるようになるのか理解できる、ということです。
まさにこのゲームはこの両方が非常にわかりやすくできています。シンプルで誰でもすぐプレイできる。もの凄くわかりやすいゲームに仕上がっています。しかも、プレイする直前から予想が付くので、頭の中でこうしてやろうという作戦が立てられることも魅力です。

現状のソフトはシンプルですが、これを基本にしてさらに面白くする工夫も容易に考えられるでしょう。例えば、文字が単語で来ても面白いかもしれません。ギリギリが高得点なので、スペルを考えて あらかじめ安全な位置を狙えるし、テンポよく移動して高得点をGETする快感も得られるでしょう。倒れ込むスピードもだんだん速くしたり、さらにエキサイトする要素も加えられるでしょう。元の素性が良いだけに、いろいろ考えられるのもこの企画の素晴らしいところだと思います。

今回の応募の中ではシンプルでしかも異色の存在で、ゲームとしての重要な要素もきっちり揃っていました。良くあるジャンルのゲームではなく、倒れてくる壁の間隙を抜けるという古典的な設定ではあるが、対象を文字にすることで新しい面白さを充分見いだしているという点で評価できると思います。

この作品について

次々と倒れてくる巨大なアルファベットから逃げ、ロボットを安全な場所へ導くゲーム。迫りくるアルファベットを、ステージの中心でかわすほどハイスコアに!上手くかわすには、アルファベットとその影の形を読み取る直観力と戦略性が勝負!あわてて逃げまわるロボットも愛嬌たっぷり。

単純明快なルールとその操作性。誰でもすぐにプレイでき、スリル感にあふれる作品です。

ゲーム制作者のコメント

この作品は「シンプル」「反転」「避ける」をテーマに約2ヶ月の制作期間で作りました。
3Dのゲームを作ることが初めてのだったので素材制作やプログラム面でも苦労しました。 またチームでの制作も初めてのだったので意見が合わなかったり、片方が作業が遅れたりと大変でした。 そのお陰でいい体験が出来ました。
それと優秀賞がとれたことを本当に嬉しく思います。

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