発表授賞式


 
 日本ゲーム大賞 
   実行委員長 辻本 春弘

実行委員長の辻本でございます。まず最初に主催者を代表しまして、このたび、本当に多数の作品を応募していただきました皆さま、また、本日見事受賞された皆さま、高いところからではございますが、ご協力くださいまして誠にありがとうございます。また、受賞された方々につきましては、本当におめでとうございます。

先ほど、司会の方におっしゃっていただいたようですが、私も数年、実行委員長をやらせていただきまして、最終選考会に参加させていただいておりますが、毎年、本当にレベルアップのスピードが早く、昨年も素晴らしい作品が多かったわけですが、今年もそれを凌駕する、本当に驚くような力作がそろっております。これはひとえに、ゲーム産業における教育のシステムであったり、環境の整備が整っているからこそ、アマチュアの方々がこれだけの作品を作られているのではないかというふうに喜んでおりますし、将来の可能性ということについても実感しております。今後はやはり、今回選ばれた作品とか、選ばれた皆さまが、日本ゲーム大賞の年間作品部門であったりとか、フューチャー部門の受賞作品として選ばれたり、またはスタッフとして登壇されれば、やはりこのアマチュア部門賞のあり方というのが、本当にゲーム業界における登竜門になるのではないかと、また近い将来、必ず起こり得るのではないかということを実感しております。

また、東京ゲームショウは今年から「ジャパン・コンテンツ・フェスティバル」という一環の中に入りました。日本のコンテンツの一環を占めるということで、東京ゲームショウが第1ラウンドということでスタートしております。ショウ自体も4日間開催することで、スケールアップを図っております。これはひとえに、コンテンツにおけるゲームのステイタスが上がってきた証拠ではないか、また、東京ゲームショウ自身も海外からの出展、来日が増えているということは、世界から日本のゲーム産業が注目されているということだと思います。そして、それを支えるのは優秀な人材であり、今回表彰されている方々、または応募されている優秀な方々が、ゲーム業界への第一歩を踏み出すきかっけとして、このアマチュア部門が役立てればと考えております。

最後になりましたが、選考委員の方々には、全ての作品に対して、真剣に長時間かけて審査を行っていただきました。またスタッフの皆さんにも、高いところからではありますが、御礼を申し上げたいと思います。誠にありがとうございます。

それでは、これより、今後のゲーム業界を支える優秀な人たちの力作を見ていただき、共に受賞において喜んでいければと考えております。