タ イ ト ル 　屋根まで飛んだ プラットフォーム 　ＰＣ 所　　　属 　デジタルエンタテインメントアカデミー 受　賞　者 　Dr．ガルガリ

マイクデバイスを使って、息を吹きかけるとシャボン玉が飛び出す、というギミックをゲーム性に取り入れたアイディアが光ります。

特に、敵キャラクターのみならず、家など、フィールドにあるオブジェクトにシャボン玉を吹きかけることによって、オブジェクトを浮かび上がらせることができることに、行為としての快感があり、この点では、ゲームとしてのとても重要な要素を持っていると思います。この点を最も評価しました。

反面、この魅力的なギミックを十分に生かしきれてきれていないもどかしさもありますが、煮詰め方次第では、もっと高い次元での楽しさを生み出す作品になる可能性を秘めているのではないかと、ゲームとしての可能性に期待する声もありました。

ＷＥＢマイクに息を吹きかけるとシャボン玉が。
主人公の町へ現れた宇宙人へシャボン玉を吹きつけ、その力で空中へと浮き上がらせ、退治していきます。
小さな宇宙人を全て退治すると巨大な宇宙人のボスが登場。
プレイヤーは、ボスから放たれる爆弾にシャボン玉を吹き付け、投げ返し、戦います。
シャボン玉の発射にＷＥＢマイクを使用した直感的なインターフェイスを採用したシューティングゲームです。

 

 

この度はこの様な賞に選んで頂き大変光栄です。

最近、私はFPSやTPSと呼ばれるようなジャンルのゲームが好きですが、世界観や難しさから、日本ではまだ人気が少ない状況です。ならばその良い所を頂いて、もっとポップでシンプルな形に落とし込めたら、ライトユーザや子供でも楽しめるゲームが出来るのではないか。

それがこのゲームの出発点でした。そこからシャボン玉というポップなアイテムが浮び、シャボン玉からマイクを使うことで、シンプルな操作と新感覚が生まれ、全部が上手くハマりました。ゲーム性やバランスなど、まだまだ未熟で至らないところも多い作品とは思いますが、今回のコンセプトが少しでもプレイして頂いた方に伝わったのであれば大変嬉しく思います。

これからも精進して、もっと面白いものを創れる様に頑張っていきたいと思います。